自殺と労働災害①
少し前の話になりますが、ニュースより。
東京都西東京市の市立小学校に勤務していた新任の女性教員=当時(25)=が昨年自殺したのは、過重労働や公務上のストレスが原因として遺族の代理人が25日、地方公務員災害補償基金都支部長(石原慎太郎知事)に来月にも公務災害認定を申請する考えを明らかにした。昨年6月には、新宿区立小学校に勤務していた別の新任女性教員=当時(23)=が自殺しており、代理人の川人博弁護士は「学校側の対応不足など共通の背景が存在し、制度の見直しを含めた対策を急ぐべきだ」と訴えている。(産経新聞)
若干、補足を加えつつ解説します。公務災害とは、公務員が労働災害に遭うこと。一般的な労働災害と内容はほぼ同じです。今回のケースでは、新任教師が過重労働で精神疾患をわずらい、休職。復職後、自殺に至ったそう。クラス内で問題をかかえ、保護者への対応に追われた上、残業時間は月100時間を越えていたそうです。
うつ病をはじめとする精神疾患を原因とする自殺は、かつては仕事との関連性(業務起因性)がないということで認定されませんでしたが、「電通事件(平成12年)」で最高裁の判決が出てから、90年代後半以降、精神疾患を労働災害として認定する事例が増加しています。ここでは、精神障害、過労死、パワハラなど過重労働にともなう労働災害についてまとめてみます。新入社員のみんさんご注意を。
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