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2008年1月

マクドナルドの管理職

 「日本マクドナルド」の店長が、管理職扱いされて時間外手当を支払われないのは違法として起こしていた訴訟で、東京地裁は、同社に未払い残業代や慰謝料などの支払いを命じました。例え、店長であったとしても、残業手当は支払わなければならないという判断です。多くの外食産業で、店長には残業手当を支払っていないようです。

「あなたは管理職だから残業手当はつかないよ」

 出世して役職がついたものの、残業手当が出なくなり、ヒラのときのほうが給料は良かったなんて笑えない話をよく耳にします。このような事例は、外食産業だけでなく多くの会社で見られるのではないでしょうか?どのぐらいの役職になると残業手当がつかなくなりますか?主任?係長?課長?部長?

 マクドナルドのケースで争点となったのが、「労働時間、休憩及び休日に関する適用除外(法41条)」に、店長が含まれるかどうかです。具体的には、『監督若しくは管理の地位にある者』ですが、一般的には、『部長、工場長等労働条件の決定その他の労務管理について経営者と一体的な立場にある者』とかなり制限された立場にいる人が該当します。

 さて、マクドナルドの店長は、『監督若しくは管理の地位にある者』なんでしょうか?確かにパートを雇うときの裁量なんかはありそうですが、『経営者と一体的』のあたりがひっかかります。う~ん、近所のマクドの店長が、大会社の経営者と一体的とは思えませんが。。。

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共済の勉強会

 先日、ウチの組合が関係する共済の学習会がありました。労働組合と共済は切っても切れない関係です。その前に、共済と保険の違いについて。ええ、詳しく解説すると、それだけで記事が3つ4つ書けそうですが、面倒なので、中村雅俊の全労災が共済、松嶋菜々子の住友生命が保険です。共済は非営利組織というタテマエです。詳しく知りたい人は、グーグルにて、「共済」「wiki」を検索しましょう。

 で、話は戻りまして、学習会です。学習会と名はついてますが、早い話が勧誘です。ウチの労組が関係する共済の偉いさんがやってきて、役職員に共済の内容について説明します。約2時間。共済の偉いさんというのは、基本、労組からの天下りです。元役員ですから、労組幹部も頭が上がらない。なので、みんなおとなしく話を聞きます。民間ほどではないですが、契約目標なんかも示されます。

 最後に意見交換。これにてシャンシャンで終わりと思いきや、優等生のXさんが挙手。

「共済のメリットが今ひとつわからないんですが。民間の保険と比べてどこが有利なんですか?具体的に数字とかを挙げてもらえませんか?」

 うん。言ってることはもっともですが、疑問に思っても、ここは右から左に流そうよ。それが組織で生き残るコツだよ。などと、最近、守りに入った自分がちょっとイヤになりつつも、どんな答えがでるのか傍観。

 お偉いさん曰く、「君はまだまだ勉強が足りないね。渡してる資料をちゃんと読みたまえ。そこに詳しく書いてあるだろう。それとね、共済というのは、とどのつまりが運動なんだよ」と一蹴。一部、表現に誇張等含まれるかもしれませんが。予想通りの展開です。

 そこで、代打オレ、挙手して発言。

「それはちょっと、おかしいんじゃないですか?組合員のための共済であって、共済のための組合員じゃないだろう!だいたい、共済の商品って、民間とほとんど同じ内容だし、非営利の割には保障内容が劣ってる。ろくに経営努力もしてない。こんなもん、組合員に勧められるか!」

 なんて言えたら気持ちいいだろうな。。。と妄想しながら、ひとりニヤニヤ。「義を見てせざるは勇無きなり」です。

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